【解決事例】頚椎捻挫・腰部捻挫による後遺障害で350万円の補償を受けた事案(14級)

• 2015/03/12

頚椎捻挫・腰部捻挫による後遺障害で350万円の補償を受けた事案(14級)

1.事故発生

　福岡県糟屋郡在住の30代男性会社員の方が、赤信号停車中に、後方からトラックに追突されるという交通事故に遭い、頚椎捻挫、腰部捻挫のけがを負いました。

2.相談・依頼のきっかけ

　事故から約5ヶ月後、自分の現在の症状が後遺障害として認定されるのかどうか、また休業損害の補償について相談したいということで来所されました。

3.当事務所の活動

　受任後、後遺障害の認定の可能性を判断するため、相手方保険会社より経過診断書等の資料一式を取寄せました。

　事故状況（事故の大きさ）や症状の推移、治療内容等を見ると、14級の可能性は十分にあると思われましたので、症状固定後に、後遺障害に関して被害者請求を行い、その結果、頚椎・腰椎の神経症状について後遺障害併合14級と認定されました。

　また、示談交渉の際には、依頼者の勤務体系が特殊なため、休業日数に比べて減収の幅が大きかったのですが、この点も相手方保険会社へ丹念に説明して、きちんとした休業損害の補償を得ることができるように交渉を行いました。

4.当事務所が関与した結果

　治療費等の既払いを除いて350万円を獲得できました。

休業損害	142万円	（うち、120万円は内払い済み）
傷害慰謝料	104万円	（赤い本基準）
逸失利益	100万円	（事故前収入×5％×5年間）
後遺障害慰謝料	110万円	（赤い本基準）

5.弁護士　桑原 淳の所感（解決のポイント）

無事に後遺障害等級の認定もおり、その後直ちに示談交渉に入った結果、早期解決となりました。

　また、相談者・依頼者の方は、初めて事故に遭ったという方がほとんどで、これはどうすればいいの？という疑問がたくさんあると思います。

　単に、金額の交渉をするだけ、書類のやりとりをするだけ、ではなく、一つ一つの疑問にきちんとお答えしていくことも大切だと考えています。

6.お客様の声

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