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後遺障害等級認定サポートで12級が認定され、裁判せず約1323万円が補償された事例

後遺障害等級認定サポートで12級が認定され、裁判せず約1323万円が補償された事例

【相談者】 男性(20代) / 福岡市在住 / 職業:学生(アルバイト)
【傷病名】 左腓骨神経麻痺、左第5中足骨骨折、左第4中足骨折
【活動のポイント】 後遺障害等級認定サポート、示談交渉
【後遺障害等級】 12級7号
【サポート結果】 後遺障害認定、適切な賠償額の獲得

主な損害項目 金額
休業損害 約43万円
逸失利益 1383万円(労働能力喪失期間:47年・労働能力喪失率:14%)
傷害慰謝料 150万円
後遺障害慰謝料 261万円
総賠償額 約1323万円(治療費含む)

相談・依頼のきっかけ

 20代男性が、バイクで道路を直進していたところ、渋滞から抜けようとした車と衝突する交通事故に遭いました。

 被害者は、事故後緊急搬送され、左腓骨神経麻痺、左第5中足骨骨折、左第4中足骨骨折、左足関節捻挫と診断され、約1ヵ月半入院する大怪我を負われました。

 事故後、すぐに入院となりましたが、保険会社より治療費は支払われるなどの対応はあったものの、以前事故にあった際には、保険会社から修理費程度しか賠償されなかった経験があり、加えて今後後遺障害が残った際のサポート等の不安があり、適切な金額で解決したいと希望され、ご相談いただき、ご依頼となりました。

当事務所の活動

 ご相談・ご依頼をお受けしたのが受傷後約2ヵ月経過したころでしたので、今回は、症状固定前の通院期間中から受任し、サポートさせていただきました。

 退院後もしばらくの間、整形外科でのリハビリを続けましたが特に足のしびれや動かしにくいという症状が残存しており、受傷後約8ヵ月半経過した時点で症状固定とし、当事務所関与のもとで後遺障害の申請を行いました。

 その結果、自賠責保険において、ご本人が訴えていた足のしびれや左足関節部の機能障害等の症状について、12級7号の後遺障害の認定を受け、示談交渉へと移りました。

当事務所が関与した結果

 示談金額の交渉の中で一番争点となったところは、逸失利益の労働能力喪失期間の点でした。

 当方が、労働能力喪失期間は47年とすべきであると主張したのに対し、保険会社は、「10年とすべき」と争ってきました

 また基礎収入についても「男子全年齢学歴計平均賃金」で請求していましたが、相手方保険会社としては「男性学歴計20歳~24歳」として主張してきました。

 また、事故当時ご本人は学生でしたが、示談交渉時には学校を卒業して仕事を始めており、今後も仕事を続けていかなければならないという状況でしたので、この点を譲歩することはできないという姿勢で交渉に臨みました

 その結果、保険会社との数回の交渉を経て、「労働能力喪失期間47年」と認められ、賠償金約1323万円(治療費や休業損害等全て含む)の補償を受けることができました。

弁護士の所感(解決のポイント)

 賠償金の内訳の中でもっとも大きな費目である逸失利益で譲歩することがなかったのは良かったと思います。

 慰謝料については裁判基準よりもやや低いですが、ご本人が裁判を希望されなかったため、可能な限り高額となるように交渉しました。

 適切な後遺障害等級、逸失利益が認められ、適切な補償を受けていただくことができたので、本当に良かったです。

2018.10.5掲載

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