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後遺障害認定サポートで併合14級が認定され、立証の難しい日当が休業損害として補償された事例

【被害者】 男性(20代) / 福岡市在住 / 職業:会社員
【傷病名】 頚椎捻挫・腰椎捻挫
【活動のポイント】 後遺障害等級認定サポート・示談交渉
【後遺障害等級】 併合14級
【サポート結果】 後遺障害認定・適切な賠償額の獲得

主な項目 金額
傷害慰謝料 約92万円(裁判基準の9割)
後遺障害慰謝料 105万円(裁判基準の9割5分以上)
休業損害 約26万円(当方請求の満額)
逸失利益 約66万円(労働能力喪失期間:5年・労働能力喪失率:5%)※裁判基準の満額
最終支払額 約296万円(治療費除く)

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相談・依頼のきっかけ

弁護士荻野・弁護士小林

 20代の福岡県福岡市在住の男性が、赤信号停車中、2台後ろの車による玉突き事故に遭われました。

 この事故で、依頼者は頚椎捻挫、腰椎捻挫の怪我を負われました。

 弊所にご連絡頂いたのは、事故から約6か月が経過した頃でした。

 相手方保険会社より治療打ち切りの連絡があったそうで、いきなりなことでどう対応して良いかわからないので、専門家である弁護士に相談したいとのことでした。

 ご相談後は、依頼者の保険に弁護士費用特約もついていたことから、相談後、そのまま弊所にご依頼頂く運びとなりました。

当事務所の活動

 ご相談・ご依頼をお受けしたのは、受傷後約6ヵ月が経過した頃でした。

 ご本人様と相談の上、ご依頼から約1か月間通院を続けた後に症状固定とし、当方関与のもと後遺障害申請を行いました。

 後遺障害申請の際、症状固定後も通院を続けられているご状況から、症状固定後の領収書及び説明書を添付し、本人の負った後遺症の強さを主張しました。

 申請結果が出るまでに、通常数か月の時間を要することが多いですが、その間は、相手方保険会社や依頼者から取り寄せた資料を元に損害額の計算を行い、認定結果が出てから速やかに保険会社との交渉に移行できるように準備を行いました。

当事務所が関与した結果

 後遺障害の申請において、後遺障害併合第14級の認定を受けることができました。

 また、示談交渉において、休業損害が当方の請求満額、逸失利益も裁判基準の満額、慰謝料も傷害部分・後遺障害部分ともに裁判基準の9割以上と、訴外で裁判を行った場合と同額程度の賠償を得ることが出来ました。

 なお、本件の休業損害では、裁判では認められない可能性も大きい日当の損害についても、当方請求額満額での補償を獲得することが出来ました。

 また、裁判になると、通常訴訟提起してから1年ほどは時間を要する場合が多いのですが、今回は、示談交渉開始から示談成立まで、約3週間でのスピード解決となりました。

弁護士の所感(解決のポイント)

弁護士荻野

 今回は、相手方保険会社が治療を打ち切った後も自費で通院された事案でした。

 相手方保険会社が治療を打ち切った後も自費で通院されたことは、本人の痛みや、負った後遺症の強さを物語るものですので、自費通院分の領収書を自賠責に提出し、14級を獲得することができました。

 また、裁判でも認められにくい日当につきましては、立証のために、本人より2期分の出張旅費書類を提供頂き、そちらをもとに当方で意見書を作成しました。結果、当方請求の満額が損害賠償として認められました。

 依頼者のご協力と、当方を信頼し任せてくださった結果、訴訟外にも関わらず、裁判した場合の総定額を上回る賠償金の獲得につながったと感謝しております。

2021.7.30掲載

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