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【解決事例】頚椎捻挫の怪我を負った依頼者が、受任後わずか1日で約70万円増額した事案
頚椎捻挫の怪我を負った依頼者が、受任後わずか1日で約70万円増額した事案
【相談者】親・子 / 福岡県福津市在住 / 職業:(父)公務員・(子)学生
【傷病名】頚椎捻挫等
【後遺障害等級】申請せず
【活動のポイント】迅速な示談交渉・裁判基準にとらわれない柔軟な交渉
【サポート結果】受任後1日で70万円増額・子について、裁判基準を上回る傷害慰謝料獲得
主な損害項目 | サポート前 | サポート後 | 増加額 |
---|---|---|---|
親の傷害慰謝料 | 52万円 | 80万円 | 28万円 |
子の傷害慰謝料 | 35万円 | 80万円 | 45万円 |
支払い総額 | 110万円 | 183万円 | 73万円 |
1.相談・依頼のきっかけ
福岡県福津市在住の親子が、交差点で左折しようとウインカーを出して停車していたところ、後方車両から衝突されるという交通事故に遭い、頚椎捻挫等の怪我を負いました。
すでに保険会社からの提示をもらっているが、その金額が妥当なのかとの相談でした。
2.当事務所の活動
事前提示は、既払い金を除き2人で約110万円の提示という低い金額でしたので、その後の交渉について、受任することになりました。
ご相談いただいたのが午後7時だったので、早速、翌日の朝、保険会社に請求をかけ、交渉に当たりました。
今回は、子が受験シーズンで治療にあまり行けなかったという事情があり、親との実治療日数の違いにより、裁判基準に従えば、親と子とで慰謝料の金額に大きく差が開くことになりました。
3.当事務所が関与した結果
請求をかけたその日のうちに示談に至り、相談からわずか1日での示談となりました。
損害賠償金は2人で約260万円(既払い金除くと約183万円)、事前の提示金額より約70万円増額となりました。
- 親:慰謝料52万円→80万円(提示より28万増加)
- 子:慰謝料35万円→80万円 (提示より45万増加)
保険会社には、子どもの治療日数が少ないのは受験勉強を理由とするもので、痛みを我慢しつつ受験に臨むことになった精神的苦痛を主張し、また、同じ症状の親子で慰謝料が異なることに素朴な疑問があるという心情を配慮してもらい、子の慰謝料を大きく増額し、裁判基準以上の金額を支払ってもらえることになりました。
結果として、2人で裁判基準以上の金額で示談解決することが出来ました。
4.弁護士の所感(解決のポイント)
ほぼ争点のない事案だったことのほか、相談の際に聞いた必要かつ十分な情報をもとに交渉に臨めたことが、早期解決につながったと思います。
また、示談交渉の利点を活かして、特に子どもの慰謝料について交渉し、親子で変わらない金額を獲得できたという点で、法律論のみに縛られない柔軟な解決が出来たことも良かったです。
6.お客様の声
2015.6.18掲載