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現在別の弁護士に頼んでいますが今からでも違う弁護士に頼めますか？
現在、別の弁護士に頼んでいますが今からでも違う弁護士に頼める？
現在、別の弁護士に頼んでいるが、様々な理由から弁護士を変えたいというお話を受けることがあります。
弁護士と依頼者は信頼関係で成り立っていますので、信頼関係が崩れた場合には、別の弁護士に頼むということはもちろん可能です。
しかし、弁護士を変えたからといって、相手方との交渉も一から仕切り直しというわけにはいきません。
新たに依頼を受けた弁護士は、前の弁護士の活動をそのまま引き継いでいくこととなります。
そうすると、新たに依頼を受けた弁護士としては、前任の弁護士が、後遺障害等級の認定や資料の収集など、適正な賠償金を獲得するための活動が不十分であった場合などには、もはや手遅れとなってしまってどうすることもできないという場合があります。
これを防ぐには、相談時・依頼時に、しっかりと弁護士と面談し、依頼者自身で弁護士を見極める必要があります。
特に、遠方の弁護士に頼むなどの理由で、一度も面談せずに弁護士に事件を依頼をする方もいらっしゃいますが、このような場合には、弁護士としっかりコミュニケーションを取ることができず、信頼関係が崩れてしまうケースが多いと思われます。
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