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- 【解決事例】会社役員が、頚椎捻挫による後遺障害で、170万円の補償を受けた事案
会社役員が、 頚椎捻挫による後遺障害で170万円の補償を受けた事案(14級9号)
1.事故発生
60代の福岡市在住の会社役員の方が、信号待ちをしていたところ、後方より自動車にて追突され、頸椎捻挫、腰椎捻挫の診断を受けました。
2.相談・依頼のきっかけ
相談時はまだ治療中であり、今後の交渉や後遺障害の申請について任せたいとのことで依頼されました。
3.当事務所の活動
当事務所としては、頸椎捻挫、腰椎捻挫の症状により痛み、しびれが残存していたので、後遺障害の適正な認定が取れるための治療方法や、後遺障害診断書の書き方等のアドバイスした上で、後遺障害の申請手続を行いました。
その結果、頚椎捻挫で14級9号の認定が下りました。
4.当事務所が関与した結果
示談交渉においては、慰謝料は裁判基準、逸失利益についても粘り強く交渉しました。
その結果、以下の金額を認めてもらうことができました。
慰謝料 | 110万円(裁判基準) |
労働能力喪失率 | 5%(裁判基準) |
労働能力喪失期間 | 5年 |
治療費等を除いた賠償金約170万円を獲得することができました。
5.解決のポイント(所感)
依頼者は、治療はなるべく継続したいという希望があったため、保険会社に対してもなるべく治療を継続してもらえるようにも交渉しました。
ただ、治療を継続しすぎると後遺障害認定が下りない可能性も高くなるため、その限界を見極めながら治療を継続してもらいました。
そして、治療もある程度継続することができたうえで、認定結果が下り、最大限の補償が得られたため、非常に満足いく結果になったと思います。