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後遺障害併合14級の認定を受けた方が、受任後2週間で140万円増額できた事案

1.事故発生

 福岡県在住の事故当時41歳の会社員男性が、自転車に乗って横断歩道を走行していたところ、直進してきた四輪車にはねられ、肋骨4本骨折、全身打撲傷等の怪我を負いました。

2.相談・依頼のきっかけ

 事故から約1年間治療し、併合14級の後遺障害の認定及び保険会社からの示談金額の提示を受けた段階で、後遺障害等級が12級に上がる可能性があるのか教えて欲しい、今後の示談交渉について依頼したいということでご来所されました。

3.当事務所の活動

 骨折後の痛みの症状について後遺障害等級12級の認定を受けるためには、骨折部位の不整癒合が生じ、それがレントゲンやMRIなどで客観的に証明されていることが必要になります。

 ご持参いただいた後遺障害診断書にはそのような記載がなく、お医者様からも骨はきれいに癒合しているとの話をされていたとのことでしたので、12級の認定に上がる可能性はないだろうということを説明し、14級前提で示談交渉を進めることになりました。

 提示金額は、慰謝料の金額が相当低く、過失も15%引かれている内容でした

4.当事務所が関与した結果

 交渉の結果、慰謝料は当事務所が示談する際の基準としているいわゆる裁判基準とほぼ同額、過失は0%になり、総額で約140万円ほど増額することができました。

主な増額項目 (受任前) (受任後)
傷害慰謝料 83万円 150万円
後遺症慰謝料 40万円 105万円
過失 15% 0%

5.弁護士 向井 智絵の所感(解決のポイント)

弁護士向井智絵  一度後遺障害等級の認定を受けた後、認定を受けた等級が妥当なものかという相談は多く寄せられます。後遺障害の等級は、一度認定を受けても納得できない場合には、再度認定をしてもらう異議申し立ての手続が準備されています。

 ただ、後遺障害の等級それぞれには認定基準がありますので、それに達しないことが明らかな場合には、異議申し立てをしても等級が上がることがありません。そこで、異議申し立てを検討する場合、依頼者に残存している症状が上位等級の認定基準にのっているかということをチェックする必要があります。

 当事務所でチェックした結果、明らかに認定基準に乗らないという場合には、正直にその旨伝えることにしています。というのも、異議申し立てをした場合には、結果が分かるまで2~3ヵ月ほどかかりますので、時間の無駄ということにもなってしまいかねないからです。

 今回は、上位の12級という認定が下りる可能性がないと判断したため、その旨依頼者に説明し、示談交渉から解決まで依頼者に無駄な時間を使わせることなく進めることができました。

 また、保険会社から提示が出された場合、慰謝料の金額が適正な金額(いわゆる裁判基準額)とされていることはほとんどなく、大体は保険会社の任意基準に基づき相当に低い金額で算定されています。

 当事務所にご依頼いただくほぼ100%の方が慰謝料の金額が増額しておりますので、適正な賠償を受けるという意味では外せないポイントです。今回も慰謝料だけで約120万円増額することができました。

 後遺障害等級は14級のままですが、慰謝料をはじめ、約2週間という期間で約120万円増額することができて良かったです。

6.お客様の声

お客様アンケート(交通事故)20150806

2015.8.6掲載

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