保険会社提示の賠償額からおよそ倍に増額し、裁判基準で解決できた事案

相談・依頼のきっかけ

　福岡県糟屋郡新宮町に在住する30代の兼業主婦の方が、自動車で走行中に後続車に追突され、むちうちとなりました。

　後遺障害の認定手続きについて知りたいとのことで相談をお受けしました。

　被害者の方が弁護士費用特約に加入しておらず、費用倒れの可能性があったため、後遺障害認定手続についての具体的な検査方法や手続、今後の対応等説明の上、初回の相談では受任せず、治療終了後に再度来ていただくことになりました。

　その後、後遺障害が14級の認定を受け相談に来られ、14級を前提として交渉を開始することになりました。

　として、既払い金を除き合計約366万円を獲得することができました。

　後遺障害等級認定後、当方が受任する間に一度被害者の元へ相手方保険会社から賠償額が提示されましたが、その提示額は185万円というものであり、およそ倍に増額することができました。

　その後、相手方に弁護士が代理人となりましたが、当方の主張額についてほぼ満額で解決することができました。

　相手方に弁護士がつくと時間がかかるというイメージはあるかもしれませんが、適正な金額でかつ理論的に交渉できる相手ではあるので、非常にスムーズに解決することができました。

2015.12.04掲載