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慰謝料につき請求額の8割との回答を、交渉で裁判基準満額で解決した事例(14級)
慰謝料につき請求額の8割との回答を、交渉で裁判基準満額で解決した事例
【相談者】 | 男性(60代) / 福岡県在住 / 職業:会社員 |
【傷病名】 | 頚椎捻挫、左手挫傷、外傷性頸部症候群 |
【後遺障害等級】 | 14級9号 |
【活動のポイント】 | 後遺障害等級認定サポート、示談交渉 |
【サポート結果】 | 後遺障害等級認定獲得、適切な賠償金額獲得 |
主な損害項目 | 金額 |
---|---|
逸失利益 | 27万円 |
傷害慰謝料 | 94万円(裁判基準) |
後遺障害慰謝料 | 110万円(裁判基準) |
合計額 | 232万円(自賠責75万円含む) |
相談・依頼のきっかけ
60代の福岡県在住の会社員の男性が、自動車で信号待ちのため停車していたところ追突事故に遭いました。
男性は玉突き事故の先頭車両で、後ろ2台の自動車に追突され、事故の衝撃により、頚椎捻挫、左手挫傷、外傷性頸部症候群の怪我を負われました。
ご家族で外出中の事故で奥様はお孫さんも一緒に被害に遭われ、被害者それぞれで症状が違い今後どのように進めていけばよいか相談したいとのことでご来所いただきました。
また、新車を購入して数ヶ月だったため、物損についても相談したいとご依頼をうけました。
当事務所の活動
ご相談・ご依頼をお受けしたのが、受傷後約3ヵ月経過したところでしたので、後遺障害申請に向けまずは治療に専念して頂きました。
治療中は、相手方から診断書等の資料を集め、これまでの治療の経過について確認し、症状固定、後遺症申請のタイミングをどの時点とするか検討しました。
依頼者の男性は約半年経過した時点でも痛みが強く残っていたため後遺障害申請をすることになり、その他のご家族の方は治療修了後すぐに示談交渉を行いました。
当事務所が関与した結果
男性について後遺障害申請の結果、頚椎捻挫後の頚部の鈍痛と両肩拳上時の痛みにおいて14級9号の後遺障害認定を受けました。
後遺障害の認定後、損害額を計算し、速やかに相手方との示談交渉に入りました。
当初は慰謝料について請求額の8割という回答でしたが、その後、裁判になった場合に認定される見込額を詳細に説明し交渉した結果、通院慰謝料・後遺症慰謝料のいずれについても当方請求額通り(裁判基準通り)の賠償を受けることができました。
弁護士 向井 智絵の所感(解決のポイント)
同じ車に数名搭乗していても怪我の程度は個々人ごとに様々であり、1~3ヵ月ほどの治療で治癒される方もいれば、半年以上治療を続けても症状が残存してしまう方もいます。
被害者の性別や年齢、事故時の体勢や既存障害の有無・程度によって、症状の程度が異なりますので、それぞれに適した進め方をとっていく必要があります。
今回は、運転していた男性のみ症状が強く残存し、他の方は数ヵ月で治癒したので、男性のみ後遺障害申請を行い、同時並行で他のご家族の示談交渉を行いました。
ご家族の示談交渉は治療修了後約1ヶ月で終了し賠償金を受領し、その後、男性の後遺障害認定を待って男性のみ示談交渉を行いました。
後遺障害申請をする必要のない方や認定見込みの極めて低い方について長く待たせることなく、それぞれ適切な進め方で対応することができ良かったです。
お客様の声
2017.8.25掲載