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示談交渉サポートで、わずか2週間で約670万円が増額した事例(8級)

示談交渉サポートで、わずか2週間で約670万円が増額した事例

【相談者】 女性(90代) / 遠賀郡在住 / 職業:無職
【傷病名】 左上腕骨頸部骨折、右第4、5中足骨骨折
【後遺障害等級】 事前認定8級6号
【活動のポイント】 示談交渉
【サポート結果】 適切な賠償金額獲得

主な損害項目 サポート前 サポート後 増加額
付添費 0 50万円 50万円
入院雑費 8万円 11万円 3万円
傷害慰謝料 81万円 193万円 112万円
将来介護費 238万円 316万円 78万円
後遺障害慰謝料 402万円 830万円 428万円
合計額 729万円 1,400万円 671万円

相談・依頼のきっかけ

相談風景

 90代の遠賀郡在住の女性が、青信号を確認し、徒歩で横断歩道を横断中、右折してきた自動車に衝突されるという事故に遭いました。

 事故の結果、被害者の女性は、左上腕骨頸部骨折、右第4、5中足骨骨折の怪我を負いました。

 ご相談時に来所されたのは、治療が終了し、後遺障害認定8級6号を獲得して、相手方保険会社から示談額の提示書面が届いた頃でした。

 相手方保険会社から出された金額が適正か分からず、金額について相談したいとのご依頼を受けました。

当事務所の活動

 受任後、相手方より診断書等の資料を集め、これまでの治療の経過等について確認しました。

 そのうえで、相手方保険会社から事前に提示されていた金額の中で、不足している金額、計上されていない費目について検討しました。

 その後、示談交渉に移りました。

当事務所が関与した結果

 当事務所がサポートさせていただく前と比べ、約670万円の増額に成功しました。

 弁護士が介入する前は相手方保険会社の任意保険基準で慰謝料等が計算されていたのですが、弁護士が介入することによって、計算の基準を裁判で使用される基準で交渉を進めることができました。

 また、相手保険会社の提示では付添費や将来介護費が全く賠償されない内容になっていました。

 ご家族の方から状況をお伺いしたところ、事故後週1日は家族が自宅を訪れて生活のサポートをしているとのことでした。

 後遺障害が残ってしまうことにより、今まで自分でできていた家事労働が難しくなり親族に介護をお願いしたり、デイサービスを利用したりすることにより、周囲の方や自分に金銭的な負担は少なからず生じます。

 そこで、当方にて詳細な事情を説明し相手保険会社と交渉することで、治療期間中及び将来の付添費・介護費の賠償を受けることができました

弁護士 向井 智絵の所感(解決のポイント)

弁護士向井智絵

 ご相談いたいだいた時点で既に相手保険会社から賠償額の提示を受けておりました。

 内容を確認させていただいたところ、付添費や将来介護費が全く賠償されない内容となっており、慰謝料の金額がとても低い内容となっていました。

 当方にて示談交渉を行ったところ、付添費・将来介護費として約130万円、慰謝料については2倍以上の金額まで増額することができ、総額では受任前に比べて約670万円増額することができました。

 受任後約2週間で解決することができ早期解決することができた点も良かったと思います。

お客様の声

お客様の声20171110

2017.11.10掲載

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