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高次脳機能障害及び嗅覚脱失の後遺障害で約2,800万円の補償を受けた事案

1.事故発生

 50代の福岡県福岡市在住の兼業主婦の方が、交差点を歩行中、交差点を右折進入した車両に衝突されるという交通事故に遭い、頭がい骨骨折、右急性硬膜下血腫の診断を受けました。

2.相談・依頼のきっかけ

 相談時は事故から半年ほど経過した治療中の段階であり、今後の交渉や後遺障害の申請について任せたいとのことで依頼されました。

3.当事務所の活動

 当事務所としては、当初被害者の方が嗅覚脱失のみを訴えていたので、適正な画像の撮影等のアドバイスの上、後遺障害の申請手続を行いました。

 何度か電話連絡をするうちに、なかなかこちらの意図が伝わっていなかったり、何度も同じ話を聞き返されたりすることから、高次脳機能障害について疑うようになりました。

 確かに脳外傷もあり、短い時間ではありましたが事故直後の意識障害もあり、嗅覚脱失があったので(嗅覚脱失は高次脳機能障害と併発する可能性のある症状です)、高次脳機能障害についても認定を受けることをすすめました。

 また、高次脳機能障害の影響もあってか、被害者の方本人は早く解決したいという気持ちが強く、認定に時間がかかるのであれば、高次脳機能障害などは認定を取らなくてもよいとおっしゃられていました。

 しかし、高次脳機能障害が残っており、認定が得られれば、補償額に大きな差が生じるので、なんとか説得し、当事務所が何度かお世話になっている脳外科医の先生のところで後遺障害診断書等の作成をして申請をしました。

 その先生より、詳細かつ丁寧な後遺障害診断書、神経系統の障害に関する医学的所見の作成についてご協力いただくことができました。

 その結果、高次脳機能障害として9級10号、嗅覚脱失とし12級相当、併合8級の認定が下りました。

4.当事務所が関与した結果

 本人が訴訟ではなく示談での早期解決を望んでいたため、示談交渉で粘り強く交渉しました。

 その結果、以下の金額を認めてもらうことができました。

慰謝料  830万円(裁判基準
労働能力喪失率  45%(裁判基準)
労働能力喪失期間  14年(平均余命の2分の1)
過失割合  0%

 治療費等を除いた賠償金約2,800万円を獲得することができました。

5.解決のポイント(所感)

 この方に関しては、同居している家族に聴き取りをしても、高次脳機能障害の症状である記憶力障がいや注意力障害については、「忘れっぽくなったといえばそうかもしれない」「イライラすることも多いかもしれないが…」といったような状況で、そこまで問題視されてはいませんでした。

 また、高次脳機能障害は等級認定の予測が難しく、当事務所としては認定が下りる可能性はあると思いましたが、被害者の方が等級認定よりも早期解決を望んでいたので、認定が下りなければどうしようという不安もありました。

 しかし、結果として適正な等級認定を得ることができ、被害者の方もそこまで高額な補償が得られるとは思っていなかったようで、大変満足していただきました。

 高次脳機能障害などは特に被害者本人が気づきにくい後遺障害です。

 また、この方は事故当初から脳外科のある病院に通院していましたが、高次脳機能障害については、医師からなにも言われていませんでした。

 被害者自身やその家族さらには医師が障害だと感じていなくとも、交通事故代理人弁護士として、適正な補償が得られるよう、障害を疑って適切な受診を指示するなど、最大限の努力をしていくことの重要性を感じました。

 今回総額として2,800万円ほどの示談となりましたが、高次脳機能障害について申請せず、嗅覚脱失のみで示談した場合には、1,000万円ほどにしかならなかったことを思うと、被害者を説得して申請をしてよかったと思います。

 ちなみに、今回の結果について依頼者の許可を得て脳外科医の先生にご報告に伺ったところ、大変満足していただきました。

6.お客様の声

お客様アンケート(交通事故)20140731

2014.7.31掲載

高次脳機能障害を弁護士に相談

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