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弁護士法人 たくみ法律事務所

後遺障害等級認定サポートで併合14級の認定、示談交渉開始から約1か月弱でスピード解決した事例


相談者 男性(20代) / 福岡市在住 / 職業:学生
傷病名 外傷性頚部症候群、右上腕打撲、左前腕打撲、股関節打撲
活動のポイント 後遺障害等級認定サポート・示談交渉
後遺障害等級 併合14級
サポート結果 後遺障害等級認定獲得・適切な賠償額の獲得

主な項目 金額
傷害慰謝料 約118万円(裁判基準の9割)
後遺障害慰謝料 約100万円(裁判基準の9割)
逸失利益 100万円(労働能力喪失期間:4年・労働能力喪失率:5%)
最終支払額 約319万円(治療費除く)

相談・依頼のきっかけ

弁護士荻野

20代の福岡市在住の男性が、バイクで直進中、左側からUターンしてきたタクシーにぶつかるという事故に遭われました。

これにより依頼者は、外傷性頚部症候群、右上腕打撲、左前腕打撲、股関節打撲の怪我を負われました。

依頼者のお父様より弊所にご連絡頂いたのは、事故から約7か月が経過した頃でした。

以前事故に遭われた際、保険代理店からの紹介で弊所にご依頼いただいた関係で、『またお願いしたい』とご連絡くださったとのことです。

依頼者がお忙しい時期でしたので、いったん窓口のお父様のみとご相談させていただきました。

その約一か月後、被害者の男性もご来所の上、再度相談を実施しました。

依頼者の保険に弁護士費用特約もついており、相談の場でそのまま受任の運びとなりました。

当事務所の活動

最初にご相談をお受けしたのは、事故から約7か月が経過した頃でした。

依頼者がお忙しい時期で、最初は窓口のお父様単独でのご相談でした。

当時、『相手方保険会社より治療打ち切りと示談の連絡がきている。まだ示談の金額自体は提示されていないものの、腰は後遺障害が残りそうな状況の中、このまま示談するのはおかしいのでは』と疑問に思われ、ご連絡くださった状況でした。

そこで、実際にご依頼いただく前から、お父様からお聞き取りした状況を元に依頼者へ後遺障害申請についてアドバイスを行い、出来上がった後遺障害診断書の確認等を行いました

その結果、依頼者本人と再度来所いただき、ご依頼いただいた際は、後遺障害申請用の一件書類をお渡しすることが出来、そのままスムーズな手続きに移ることが出来ました。

ご依頼後は、相手方保険会社から、経過診断書や事故状況の分かる写真等の取り寄せを行いました。

また、依頼者からお聞き取りする限り、依頼者にも一定の過失が発生する可能性がありましたので、事故状況をきちんと把握するために刑事記録の取り寄せも合わせて行いました。

全ての書類が揃ったタイミングで、後遺障害申請へと移りました。

当事務所が関与した結果

当方関与のもと行った後遺障害申請の結果、自賠責保険において、併合第14級の認定を受けることができました。

その後、認定結果を前提に、示談交渉へと移りました。

なお、本件は学生の方の事故でしたので、逸失利益について、裁判に移行した場合、年齢別平均の年収が基準になる懸念がございました。

あわせて、裁判に移行した場合、当方側も10%ほどの過失が発生しうる事故状況でした。

今回、年収の基準は全年齢の平均を採用いただけ(年齢が低いほど、平均年収も低い傾向にありますので、全年齢の平均の方が基準が高くなります。)、かつ、過失を取られることなく交渉段階で示談した為、裁判した場合に想定された金額を大幅に上回る賠償額が補償されることが叶いました

また、裁判になると、通常訴訟提起してから1年ほどは時間を要する場合が多いのですが、今回は、示談交渉開始から示談成立まで、約1か月弱でのスピード解決となりました。

弁護士の所感(解決のポイント)

弁護士荻野

症状固定時期にご相談頂き、後遺障害申請にうつる判断の目安や、後遺障害診断書の内容確認から弊所にてサポートいたしました。

その結果、わかりにくい後遺障害申請の手続きについて納得いただき、診断書の記載で不利になることもなく、後遺障害認定に至ることができました。

また、本件の依頼者は学生で、若年の為逸失利益について低く見積もられる懸念がありました。

過失に関しても、刑事記録で確認した結果、一定の過失を取られる可能性がありました。

今回、示談交渉の段階で無事解決に至ったことで、上記懸念点を回避した上で示談が成立し、大変良かったです。

本件のように、弊所は2回目、3回目交通事故に遭われた以前の依頼者よりご連絡いただくケースも数多くあります。

何事もないのが一番ではございますが、今後も何かありましたら、お気軽にご連絡頂けますと幸いです。 

2022.09.09掲載

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