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後遺障害等級認定サポートで12級認定、示談交渉により450万円を獲得した事例
| 被害者 | 男性(10代) / 大野城市在住 / 学生 |
|---|---|
| 傷病名 | 左前頭葉脳挫傷、左前頭骨骨折、気脳症、頚部挫傷、前頭部肥厚性瘢痕 |
| 後遺障害 | 12級14号 → 異議申立 → 12級14号 |
| 活動のポイント | 後遺障害等級認定サポート・異議申立・示談交渉 |
| サポート結果 | 後遺障害等級認定、適切な賠償金の獲得 |
| 主な損害項目 | 金額 |
|---|---|
| 傷害慰謝料 | 136万円 |
| 後遺障害慰謝料 | 310万円 |
| 総賠償額 | 450万円 ※1 |
相談・依頼のきっかけ

大野城市在住の10代の男性が、知人の運転する車の後部座席に同乗していたところ、知人が自損事故を起こされたことにより怪我をしました。
車が大破するほどの衝撃であったため、男性は左前頭葉脳挫傷、左前頭骨骨折、気脳症と診断され、入院をされていました。
退院の際に、「今後てんかんを発症する可能性がある」と主治医から説明を受けられたことから、ご心配されたご家族より対応を弁護士に一任したいと問い合わせをいただき、その後正式に受任することになりました。
当事務所の活動
経過が良好であったため、てんかん発作を含め頭部外傷に由来する症状は残っていませんでしたが、治療をいつまで続けるかについては慎重に判断されたいというご依頼者様のご希望を踏まえ、できるだけ長く相手保険会社に対応いただけるよう交渉を行いました。
医療照会等を行ったうえで交渉をした結果、2年半にわたりご治療を継続いただくことができ、脳機能の検査でも「異常なし」と判断されてから治療を終了いただきました。
治療を終了した時点でも額に傷跡が残っていたことと、具体的な症状は無いものの脳挫傷の診断がついていたことを踏まえて、醜状障害(傷跡)と頭部外傷後の神経症状の2点に対して後遺障害申請を行うことになりました。
醜状障害に対する後遺障害申請を行った場合、損害保険料率算出機構の自賠責調査事務所で面接が行われますが、適切に傷跡の状態(長さ、大きさ、形状、色等)を測定いただけるように弁護士も面接に同席をしました。
当事務所が関与した結果
後遺障害申請の結果、額の傷跡に対し「外貌に醜状を残すもの」として後遺障害12級14号が認定されました。
頭部外傷後の神経症状については後遺障害として認定されなかったため、医療照会を行ったうえで異議申立てまで行いましたが、明らかといえるまでの脳挫傷痕は認められず、ご依頼者様自身にも具体的な症状等が全く残っていなかったことから神経症状とは認められず、残念ながら結果は覆りませんでした。
再度の異議申立てや裁判も見据えて検討を尽くしましたが、ご依頼者様がこれ以上の異議申立てや裁判までは望まれなかったため、12級14号を前提として相手保険会社との示談交渉に進むことになりました。
示談交渉上では、外貌醜状であることから逸失利益は認められなかったものの、脳挫傷の診断がついており将来的なリスクをかかえていることと、長年続けられていたスポーツを続けることができなくなってしまった精神的苦痛が少しでも金額に反映されるよう主張を尽くし、慰謝料部分での増額交渉を続けました。
その結果、受領済みの自賠責保険金224万円を含む450万円という、裁判を想定した場合を上回る金額を獲得することができました。
弁護士の所感(解決のポイント)

醜状障害については、特に男性の場合、逸失利益が認められるかが大きな争点となり得ます。
本件では、主張立証を尽くしましたが、残念ながら逸失利益を認めさせることはできませんでした(訴訟移行の選択肢もありましたが、諸事情を考慮し、示談での早期解決を目指す方針としました)。
もっとも、その代わり慰謝料について、通常の12級の基準より、高額の金額で示談することができました。
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