- 福岡交通事故被害者相談TOP>
- 交通事故問題でお悩みの方へ>
- 福岡の交通事故情報
福岡の交通事故情報
福岡における交通事故の特徴・傾向
私たち弁護士が長年交通事故問題に取り組んできた中で感じた、福岡における交通事故の特徴・傾向についてご説明したいと思います。
なお、以下では警察庁及び福岡県警察が作成した2019年度統計を参照しています。
交通事故発生件数
福岡での交通事故発生総数
福岡県では、他県に比べて交通事故が多く、2019には26,936件の交通事故が発生しています。
これは、愛知県(30,836件)、東京都(30,467件)、大阪府(30,914件)に次ぐワースト4位の数字です。
もっとも、予防安全性能が装備された自動車の普及、交通取締の強化などの影響で、交通事故の発生件数自体は減少傾向にあります。
福岡での人身交通事故発生件数
福岡県では、2019年に35,077人の交通事故による負傷者が出ています。
これは、愛知県(37,011件)、大阪府(36,664件)に次ぐワースト3位の数字で、発生率では上位の東京を上回る数値となっています。(東京は34,777件)
福岡での交通事故死者数
福岡県で2019年に発生した交通事故での死者数は98名です。
2018年に比べ-38名と大きく減少しており、ここ10年間の全体的な傾向としても減少しています。
なお、交通事故による死者数でみると、千葉県(172名)、愛知県(156名)、北海道(152名)、兵庫県(138名)、東京都(133名)、神奈川県(132名)、大阪府(130名)、埼玉県(129件)、茨城県(107件)、静岡県(101名)に次いで福岡はワースト11位となっています。
福岡での交通事故の特徴
福岡での道路形状別交通事故発生状況
福岡では、交差点及びその付近での交通事故の発生が非常に多く、37.1%の交通事故が交差点及びその付近で発生していることになります。
信号停車中の追突交通事故や、一時停止違反の出会い頭の通事故など、交差点では自動車の進行に変化が多く、交通事故が発生しやすいです。
福岡での交通事故態様
福岡で発生した交通事故26,936件のうち、10,049件は追突、6,419件は出会い頭の交通事故となっています。
交通事故の中でも、追突であれば過失の争いはあまりないのですが、出会い頭の交通事故はウインカーや一時停止の有無、信号の色などが過失割合の決定の上で問題となりやすいため、ドライブレコーダーの装着をおすすめしています。
福岡での死亡交通事故態様
福岡では、車両単独の死亡者が29名と、全体の35.7%を占めています。
また、特に65歳以上の高齢者の死亡者が多く、福岡では交通事故死亡者のうち56.1%が高齢者となっています。
交通事故事件対応可能地域
福岡県内
福岡県外
関連ページ
- 賠償責任保険(任意保険)とは?
- 人身傷害保険とは
- ひき逃げ事故について人身傷害保険を利用したい
- 人身傷害保険と対人賠償責任保険の関係(人身傷害保険から先に回収した場合)
- ひき逃げ事故の被害者が、裁判せずに人身傷害保険金を提示より大幅増額した事案
- 30代の男性が人身傷害保険を使うことにより損害額全額を獲得した事案