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- 【解決事例】尺骨神経剥離術後の後遺障害で、提示額より795万円増額した事案(12級)
尺骨神経剥離術後の後遺障害で、314万円の提示額を1,109万円に増額した事案
1.事故発生
福岡県大牟田市在住の20代男子学生の方が、車で交差点を走行中、加害車両と出会い頭衝突をする交通事故に遭いました。
原因は、加害者車両側に一時停止標識があり赤点滅信号が設置されていたにもかかわらず、加害者が、歩行者用の信号機から青信号であると誤認し、交差点に進入したためでした。
2.相談・依頼のきっかけ
事故により右腕に損傷を受け、尺骨の神経剥離術の治療後も症状が残存し、12級13号の認定を受け、相談時点で保険会社から示談の提示を受けていましたが、後遺障害の提示額が約314万円と低額だったため、相談・依頼されました。
3.当事務所の活動
受任後すぐに、保険会社と交渉したところ、裁判基準とおりの金額を認めてもらうことができました。
4.当事務所が関与した結果
主な損害項目 | (示談交渉前) | (示談交渉後) |
---|---|---|
傷害慰謝料 | 100 万円 | 219万円 |
後遺害慰謝料 | 93万円 | 290万円 |
逸失利益 | 131万円 | 723万円 |
過失分10%を減額されましたが、既払い金を除き約1,109万円を受領(約3.5倍に増加)することで解決しました。
5.解決のポイント(所感)
若年者の場合、神経症状では、基礎収入について年齢別での大卒平均賃金(20~24歳だと約323万円)しか認められないのが通常です。
しかしながら、被害者の後遺障害の部位(右腕)が、将来就労するはずであった仕事(介護職)に多大な影響を及ぼすことを具体的に主張することにより、基礎収入を668万円まで上げてもらい、逸失利益の大幅増額につながったといえます。
なお、この方は、弁護士費用特約が使えないと思われていましたが、同居の母親が弁護士費用特約に加入していたため、弁護士費用の負担が一切無く、獲得額を受領することができました。
お客様の声
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2012.10.18掲載