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福岡市在住の男性が肘関節の機能障害で1,041万円の補償を受けた事案
相談者 | 50代男性 / 福岡市在住 / 職業:会社員 |
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傷病名 | 左尺骨肘頭骨折、右足関節脱臼骨折等 |
活動のポイント | 後遺障害等級認定サポート・示談交渉 |
後遺障害等級 | 12級6号 |
サポート結果 | 後遺障害等級認定・適切な賠償額の獲得 |
主な項目 | 金額 |
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傷害慰謝料 | 240万円 |
後遺障害慰謝料 | 290万円 |
逸失利益 | 464万円(事故前年収✕14%✕67歳まで) |
休業損害 | 40万円 |
最終支払額 | 1041万円 |
相談・依頼のきっかけ
福岡市在住の50代男性が、交差点の横断歩道を青信号に従い歩行中、右後方から進行してきた左折四輪車に撥ねられる交通事故に遭われました。
男性はこの事故で左尺骨肘頭骨折、右足関節脱臼骨折等の傷害を負い、治療を余儀なくされました。
事故から約半年が経過していたものの、骨折した左肘がうまく曲げられないとのことで、後遺症の補償の対象となるのか、また、どの程度補償がもらえるのか知りたいとのことでご相談いただき、ご依頼いただくはこびとなりました。
当事務所の活動
ご依頼後、事故日からその時点までの経過の診断書を全て取寄せ、具体的な怪我の内容や治療内容等を確認しました。
左肘がうまく曲げられない点については、後遺障害として認定の可能性がありましたが、左肘にはプレートが入れられている状態で、近いうちに抜釘予定もあるということでしたので、プレートの抜釘後に後遺障害の申請をすることとしました。
また、先の示談交渉を見据えて、損害立証に必要な資料の収集も行いました。
当事務所が関与した結果
プレート抜釘後、後遺障害の申請を行った結果、左肘について、機能障害があるとして、12級6号の認定が下りました。
これを前提に、すぐに相手方と交渉を行い、数度の交渉の結果、慰謝料については裁判基準どおり、逸失利益についても事故前の年収の14%を67歳まで補償するという内容で示談解決をすることが出来ました。
毎月の給与に対する休業補償は、示談前に、内払いという形で被害者が受領していましたが、賞与の減給分の補償を得ていなかったため、この分も示談で獲得しました。
弁護士の所感(解決のポイント)
後遺障害の申請から認定、そして示談に至るまで比較的スムーズにいくことができよかったです。
また、被害者の方は、事故直前に転職したばかりで、事故がなければどの程度収入があったかというのが大きな争点となりました。
裏付け資料をしっかり準備して交渉に臨んだ結果、無事に示談できたのではないかと思います。
お客様の声
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監修者弁護士 桑原淳
福岡県古賀市出身。
個々の被害者が受けた被害をきちんと受け止め、被害者それぞれに最適な解決方法を見つけていくことを大切にしています。