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死亡事案で、相手方主張の過失40%を15%に覆し2,840万円の補償を受けた事案

1.事故発生

 福岡県北九州市在住の80代の女性(専業主婦)が、自転車で道路を横断中に自動車にはねられるという交通事故に遭い、救急搬送されたものの、亡くなられました。

2.相談・依頼のきっかけ

 ご遺族が「正当な補償額を知りたい」とのことで相談を受けました。

3.当事務所の活動

 当方としては、直ちに損害計算したうえで、相手方保険会社に対し請求しましたが、相手方保険会社は、自賠責保険の範囲内という交渉の土俵にも乗らないような回答額しか提示しませんでした。

 そこで、当方としては適正な補償額を求めて訴訟提起することにしました。

 訴訟において相手方は、基礎収入や慰謝料額等あらゆる点について否定してきました。

 もっとも大きな点は、道路横断禁止場所での横断であることや、被害者の横断が直前横断であることなどから、過失割合を40%と主張してきたという点です。

 そのような主張に対して、当方としては、基礎収入については、被害者の具体的家事従事の程度や健康面などを具体的に主張し、家事従事者として70歳以上の年齢の主婦以上の家事従事をしていたことは明らかであると主張しました

 また、過失については、事故現場の管轄の警察書に調査し、回答書を送付してもらい、本件事故現場が道路横断禁止場所ではない事、刑事記録を具体的に検証し、本件事故状況からは直前横断とは言えない事、さらに相手方は前方不注視の程度が著しい事を具体的に主張しました。

4.当事務所が関与した結果

結果として、裁判における和解で、合計約2,840万円の賠償金を得ることで解決することができました。

逸失利益:793万円

死亡慰謝料:2,200万円

5.解決のポイント(所感)

 本件でのもっとも大きな争点となったのは、過失割合でした。

 被告の40%という相手方の主張はさすがに認められないと思いましたが、それでも過失については総額が大きい分、5%変わるだけで百万円以上の差が生じるため、相手方に対する反論及び当方からの主張に最大限の主張をしました。

 死亡事件においては、事故状況の目撃者が加害者しかいないという場面はよくありますが、そのような場合においても、加害者の主張の不自然な点を指摘し、そもそも加害者の主張のみで事実を認定することの不合理さをしっかりと訴えることで、遺族の方の意向に沿う結果を獲得できたのだと思います。

6.お客様の声

1.当事務所へご相談いただいたきっかけを教えてください。

 インターネットで調べたら、一番実績がありそうだったから。

2.当事務所のサービスや接客について感じたことをご記入ください。

 連絡や報告も迅速に行われて、とても安心できました。

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2014.6.5掲載

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