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弁護士法人 たくみ法律事務所

重度の意識障害について後遺障害1級の認定を受けた方の示談が成立しました

はじめに

相談風景

 先日、交通事故により後遺障害1級の認定を受けられた方について、加害者加入保険会社との示談が成立いたしました。

 被害者は、青信号に従って横断歩道を横断していたところ、交差点を右折してきた車に跳ねられて急性硬膜外血腫等の重傷を負い、事故直後から重度の意識障害を発症し、日常生活の全てに介護を要する状態となってしまいました。

 交通事故発生につき被害者に何ら落ち度はなく、このような重度の後遺障害が残存することとなってしまい、ご本人・ご家族ともに大変辛い思いをされていました。

示談交渉と補償の内容について

 被害者の方がまだ若く働き盛りであったこともあり、賠償額はとても高額のものとなりました。

 主には、今後一生発生するであろう介護費用と慰謝料です。

 食事をとる、更衣をする、排泄をするといった日常生活の全てに介護を要する状態ですので、施設に入るにしてもご自宅での介護をするにしても、非常に高額な介護費用がこの先一生発生することになります。

 今後被害者の方が十分な介護を受け、ご家族とともに少しでも穏やかな生活を送っていただけるように、介護費用の交渉については裁判例を調査して綿密な交渉を行いました

 また、慰謝料については、被害者本人の慰謝料はもちろんのこと、ご家族の方についても別途慰謝料を請求し、裁判での相場を越える金額の慰謝料の賠償を受けることができました

 賠償額が高額となる案件であったことから、裁判の提起も見据えて進めておりましたが、粘り強い交渉の結果、裁判をすることなく相手保険会社から適正な金額の賠償を受けることができたと思います。

おわりに

 交通事故の被害について弁護士にご依頼いただいた場合、どのような案件であっても最終的にはお金で賠償してもらって終結する、ということになります。

 もちろん、お金以外にも加害者からの謝罪といったこともありますが、弁護士として一番メインとなる活動は、被害の実態にあった適切な賠償額を保険会社から引き出すということにあります。

 特に今回のような案件においては、今後被害者やご家族が経済的に困らないようにということを第一に考えて取り組んでいます

 示談や判決・和解等によって賠償金を受領した時点で私たち弁護士の関与は終了ということになりますが、私たち弁護士の活動により、少しでも被害者ご本人やご家族の方のご負担を軽減することができていれば嬉しく思います。

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